写真を撮り始めて1年ちょっとが経ちます。正直な話、勉強し始めた時は何が良い写真なのかもよく分からないような状況でした。
私、芸術的なことに関しては正直からきしです。もちろん、報道写真やスポーツの写真なんかで決定的瞬間を捉えて写真などはさすがにすごいと感じますが、例えば日常の風景をとった写真の善し悪しなどよくわかりませんでした。
そんな状態から写真を勉強し始めて、はや一年。一応プロの先生について、勉強しているわけですが、その中で先生が言った言葉の中でかなりしっくり来ている言葉があります。
良い写真は音が聞こえる
この言葉には、かなり衝撃を受けました。というかすごく肚に墜ちる感覚があったと言えます。
たしかに、いわゆる良いと言われる写真って、そこから音が聞こえてくるような感覚になることが多い。動かないはずの写真なのに、どこかそれが動き出しそうな気がしてしまうのです。
ポートレートはもちろんですが、私の場合、もともとはWordCampなんかのイベントで良い写真を撮りたいことが写真を習い始めたきっかけでもあるので、これはイベントの撮影なんかに当てはまるのがよく分かります。
そして、そうやって自分の写真を見かえしてみると、まだまだそういう写真は撮れていないなと痛感します。
写真は本当に置くが深い。そういうことがわかるようになっただけでもこの1年の成果なのかもしれません。
今週の気になっている本
ここところ、写真のことがブログの話題の中心になりがちなのですが、写真のことを文章で伝えるのって、かなり表現力が必要だと感じています。写真を学んだことにより、自分の文章表現を考え直すキッカケになっていると感じています。
自分だけの表現を出来るようになりたいと考えています。