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選挙も近いので選択的夫婦別姓について個人的な意見を書いてみる

2022 6/11
週次コラム
2022年6月11日
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もうすぐ選挙があるらしいです。世の中、物価高になっていたり、円安があったり、海外では戦争が起こっていたりとかなり大変な状況です。

こういう時って、ついつい目先のことばかりに目が行きがちなのですが、選挙で割と定期的に争点になるのが、選択的夫婦別姓の問題。

独身の人に言われてもという声が聞こえて来そうですが、個人的にはこの問題についていろいろと思うところもあるのです。

私は、選択的夫婦別姓には賛成だけれども、今、それを推進している多くの人が、制度が古いからとか、女性の社会進出の邪魔なっているからを争点にしていて、議論が浅いのでそこには賛同出来ないというのが見解です。

それは夫婦別姓の問題が、結局家族の形の問題に関わるからだと感じているからです。

私は子供のころから家族の話を聞かれるのが凄く抵抗がありました。

母子家庭で育って、父親は最初からいない存在。さらに母親も変わった人だったので、自分の家だどこから周りの家庭と違うことを子供ながらに悟っていた部分がありました。

子供心に憶えているのは、世の中の人というのは、意外と家族というもの大してステレオタイプなイメージを抱いてる人が多いということ。

父親がいて、母親がいて、兄弟姉妹がいてという前提で、家族のことを聞いてくる人が多い。

近年、LGBTなどの方に対する社会の認知を少しずつ拡がってきているけれど、個人だけではなく、家族の多様性について日本の社会は寛容になるべきなのではないかと感じています。

日本の戸籍制度は、家というものを重視していて、夫婦別姓の問題などもここに大きく関係しています。

戸籍制度の廃止や夫婦別姓に消極的な政治家の方の意見などを調べると、家族というのはその国の文化と密接関わっているため、安易に変えられないこと、また個人を特定する上で日本の場合は、籍の役割が大きいということがあるようです。

私は、正直この部分に関しては一理あると感じています。私もこの部分は慎重になってもいいのではと考えています。

ただ一方で、私が感じているのは、日本の社会風土や制度って、その一般的な家族の枠組からはみ出している人には結構厳しく出来ているということ。

両親がいて子供が家庭で育つという前提で社会ががっちり構築されているから、両親が揃っていなかったり、もっと言えば、何らかの事情で離れて暮らす人達のことがあまり考慮されていない気がするのです。

ここ数日、いわゆる赤ちゃんポストの問題がマスメディアで話題になっています。出産した母親の道義的な責任は置いておいて、そこに捨てられた赤ちゃん達をきちんと経済的だけでなく、精神的にも成熟した大人に成長される仕組みが日本にあるのかはもの凄い疑問なのです。

それは、必ずしも倫理的な観点だけでなく、これだけ少子高齢化が叫ばれて、労働者不足が叫ばれている状況なのだから、経済的的な観点でも、親がいようがいまいが、複雑な事情がある子だろうが、きちんと働き手として社会に出て行ける仕組み、あるいはそれだけではなく社会の風土が必要なのではないかと感じているのです。

極論としては、親がいなくても、本当に子供が育つことが出来るくらいの制度やや社会的風土が必要なはず。

一般的な家庭と、家庭状況がズレていた身としては、こんなことは当たり前でみんな考えているものとして考えていたのですが、日本の世の中を見渡すとそうでもないなと感じています。

夫婦別姓を声高に叫んでいる人でも、ここまで主張している人はみたことがないのです。

私は、もう少し家族の形の多様性が制度としても、日本人の家族の観念としても受け入れられるべきだと感じています。

選択的夫婦別姓はそのために、制度として導入されるなら私は然るべきだと考えています。

ですが、今の議論を見る限り、家族の形という根本的な部分は特に変わら、婚姻制度なども基本的に今のままで肯定して、夫婦別姓だけ認めるという意見の人が多いと感じています。

もしいわゆる女性の社会進出のみを目的として選択的夫婦別姓を導入するのだとしたら(それはそれで大事なことだけれど)、私はまだ議論が浅いので、正直賛同は出来ないと感じているのです。

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