表現の幅を広げるためフルサイズカメラはもっておきたい

カメラを初めてもうちょっとで2年が経とうとしています。カメラに関する知識がまったく無かった私も少しずついろいろとカメラの常識にみたいなものがわかって来るようになりました。

そんな中でも、ある種カメラに詳しい人達が口を揃えていうのが、カメラを本気でやるならフルサイズカメラを使おうというヤツです。

カメラは、カメラの心臓部というか目に当たるセンサーのサイズによって、いくつかの種類に分かれます。私が使っているのは、その中でもマイクロフォーサーズという種類のカメラです。マイクロフォーサーズは、フルサイズにカメラに比べセンサーのサイズが小さく、取り込める光の量が少なく、結果としてフルサイズにカメラのほうが綺麗な写真が撮りやすいと言われています。一方でマイクロフォーサーズのカメラは、センサーが小さい分、レンズなどの機材がコンパクトで、価格もフルサイズに比べると控えめなものが多いです。

実際のところ、綺麗な写真を撮れるかどうかは、撮影条件や撮影者の撮り方によって大きく変わるので、必ずしもフルサイズだから綺麗な写真が撮れるというものではありません。

フルサイズカメラは、センサーが大きい分、レンズを含めた機材も大きくなりますが、撮影においては、フットワークも重要なので、私はこれまでコンパクトで持ち運び易いマイクロフォーサーズを使って来ました。

私はポートレートを望遠レンズを使って撮ることが多いのですが、これフルサイズで同じ焦点距離の望遠レンズを買うと、かなりの価格になるし、何より重くて持ち運ぶのが大変です。

パナライカ 50-200mmで撮影

まさに私の写真はマイクロフォーサーズだから撮れている部分もあるのです。そして、正直これまでフルサイズではないから困ったことというのは特にありません。

ただ、最近表現の幅を広げるためにはフルサイズも持ってたほうが良いかなーと感じています。

ポートレート写真はボケが全てではないですが、やはり表現としてはボケた写真もとってみたいし、暗所などの場合は、どうしてもセンサーの大きなフルサイズのほうが有利です。

何事も適材適所なので、いつもフルサイズを使うというわけではなく、マイクロフォーサーズとフルサイズを併用する形で使いわけていけば、もっと表現の幅が拡がる気がしていうのです。

ただ、ここのところの物価高騰の影響も受けて、フルサイズカメラの価格も高騰気味なので、ちょっとどおうするか悩ましいところではあるのですが。

今週の気になっている本

ポートレートを取る時のモデルさんへの指示出しがなかなか難しいと感じています。やっぱり根本的に引き出しが少ないんですね。

指示出しの引き出しが少ないと自覚出来てるなら本を持って行って、具体的に見せながらやってみるといいよと写真の師匠からアドバイスを受けたので、ポージングを本を購入しようと考えています。