最近、身の周りにWordPressを使って地域情報を発信している友人が増えてきました。そしてそういうブロガーさんが地域でWordPressの勉強会を開いているケースも多いです。せっかくなら自分もやってみたい。そう感じている人も多いのでは。
WordBench 東京 8月の勉強会は地域ブロガーの会との共催イベントで「勉強会の仕方」でした。さっそくレポートをしてみます。
WordPress Meetup でコミュニティと WordPress にコントリビュートしよう
WordPressはオープンソースのソフトウェアですとはよく言われるのですが、その詳しい意味はITに詳しい方以外にはよく伝わっていなかったりします。
まずは、清野奨さんからWordPress MeetUpを開催する理由やWordPressにコントリビュートするってどういうことなのかということについて解説頂きました。
WordPressに貢献するといってもいろいろあって、テーマやプラグインを公開することはもちろん、実は勉強会を開催するもの実は貢献活動に含まれるのです。必ずしもプログラムコードを書くのが偉いというわけではないのです。
清野さんのセッションで印象に残ったのは、「コントリビュート=WordPressについて考える時間」という言葉。今回も含めイベント開催も立派な貢献活動なのです。
WordPress Meetup チャプタープログラム参加ガイド
続きまして、Automaticの高野直子さんからWordPress MeetUp開催のガイドラインについて。
地域でWordPressの勉強会を開催したいと考えたときにネックになるのがここです。やっぱり単純にわかりにくいんですね。高野さんには、その点についてわかりやすく解説頂きました。
WordPressは勉強会はWordPressのルールに従っていれば、自由に開催することができます。
ただ、開催にあたっては遵守しなければいけないルールが結構いろいろありまして。有償の場合、無償の場合でタイトルの付け方にも細かくあります。
ドメインの取り方にもルールが。
このあたりがハードルを高くしている理由かなと。
個人的にはなぜそういうルールが出来たのかをもうちょっと理解してもらう活動が今後大事かなと感じています。これらのオープンソース化というのはある意味で半公共物になるということなので、みんなが自由に使えるために必然的に生まれた部分があるので。
質疑応答ではGurtenbergに話題が集中
最後は、清野さん、高野さんによる質疑応答の時間だったのですが、質問は勉強会の開催からWordPressの新エディタ「Gutenberg」のことに話題が移ってしまいました。
次期 WordPress 5.0で搭載予定のGutenbergは良い意味でも悪い意味でも変化が大きく、皆さん気にされているようでした。とりあえず様子見をしたい方は「Classic Editor」を入れておけばいいので、気になる方はこちらの記事をチェックしてみて下さい。
今日のアクション
今回の勉強会はこれまでのWordBenchにはない新しい取り組みということで是非こういう勉強会が今後も継続してくれればいいと感じました。スタッフ、登壇者のみなさんお疲れ様でした。