シロカの電気圧力鍋に電源が入らなくなった時に自力で直す方法【自己責任】

私、結構自炊しているほうでして。料理にあまり手間はかけたくないので、便利なのが、シロカの電気圧力鍋。ですが、先日いきなり電源が入らなくなってしまいました。

実はこの故障は2回目。これは不良品と諦めてあたらしいのを買うかと考えたのですが、ネットに自力で修理する方法があったので試したら治りました。

シロカの電気圧力鍋SP-D131

今回、故障した電気圧力鍋はこちら。

2020年4月に緊急事態宣言が出た時に購入しました。値段は安かったのですが、コンパクトで料理も美味しく作れて、今はほぼ生活必需品です。これは故障するとかなり困るヤツです。

どうもこのモデル、よく壊れることで有名みたいです。実は私も購入して一ヶ月くらいで1回壊れたのですが、その時は保証期間内だったので無償で修理してもらいました。

一応故障のことをネットで検索すると、同じような事例が沢山ありました。

そして、故障したと書いている人の中には、自力で簡単に直せると書いている記事も発見。買い換えた場合は、この電気圧力鍋は捨てるのだからと、ダメ元で自力で修理に挑戦してみました。

修理方法

さて、故障の原因ですが、どうやら電気圧力鍋内部にある温度ヒューズが熱さに耐え切れなくなって切れてしまうことが原因のようです。

ですので、ヒューズを自分で交換してやれば、自力で修理出来るとのこと。

さっそく、電気圧力鍋の底のネジをとって蓋をあけます。ちなみにうらのネジは三角ネジで、専用のドライバーが必要ですが、ないのでペンチで力尽くで空けます。

開くと、ヒューズが付いているところが確認できるので、ここのヒューズを入れ替えます。ちなみに通電した状態だと危ないので必ずコンセントをはずした状態で交換をしましょう。感電します。交換用のペレット型ヒューズは、Amazonで300円くらいで購入出来ます。

ヒューズのまわりはチューブで覆われていますが、ハサミなどで切ってチューブをはずし、ヒューズのコードも切断。

その上で、購入したペレットヒューズに導線を巻き付けて、はずれないように固定しましょう。

とりあえずこれで完了。コンセントをさして電気が付くか確認します。

緊張の一瞬。

ついた。電気が付きました。とりあえず、これで買い換えなくて良さそうです。あとは、蓋を閉めて捻じを巻いておわります。

もし、今後同じようなことが起こっても、ヒューズを替えるだけで当分使えそうです。

とても良い製品だけに惜しい

このシロカの電気圧力鍋はとても良い製品でとても便利なだけに故障が多いのは残念です。1年半で2回は家電製品としてはアウトです。

ハズレの製品だったのかとも考えたのですが、同じような現象が起こっている人が、他にたくさんいるようなので、製品自体に問題があるようです。

電気圧力鍋は作りおきしておくのにとても便利なので、そのうちもっと容量の大きなものを買おうかとは考えていたのですが、この状況だと同じメーカーのものは買いづらいかもと考えてしまいました。

安いのはありがたいのですが、故障しては元も子もありません。ただ、新進のメーカーさんなので、もう絶対買わないみたいなこともいいたくないところ。こういう新しいメーカーが出てこないと市場が活性化しないし。

シロカさんには、製品の品質向上と信頼回復に努めてもらいたいです。

今日のアクション

今回の修理方法は、下手をすると感電したり、怪我をする恐れもあるのでやる場合は、あくまで自己責任でお願いします。

また電源が入らない故障が起こっても、必ず同じ原因とは限らないので、治ることを保証するものではありません。あしからず。