弱みは強みである

いつの頃からか、自分が孤独に弱いということを自覚し始めました。長期間一人でもくもくとこなすような作業は苦手だし、コミュニケーションは可能であればフェイストゥフェイスほうがいいと感じてしまうほうです。

私は一人っ子なのですが、一般的には一人っ子は孤独に強い人が多いと言われています。

一人っ子の中には、子供のころから一人遊びが得意で自分の孤独感をバネに自分独自の世界観を作り上げてしまう人がいて、それを芸術の域にまで高めてしまう人もいます。

ところが私の場合はまったく逆のようです。一人っ子だからこそ、わがままであってはいけない。人に合わせなければいけないという意識は人一倍あったのかもしれません。

過去の人生を振り返って、学校や仕事が辛いと感じる理由は、何をしているかよりも誰としているかに依存している割合が高く、自分は孤独だと感じれば感じるほどに辛さを感じていました。

昨今のリモートワークの流れを考えると自分は古いタイプの人間なのかなと感じるときが結構あります。

孤独に弱く、一人が苦手。

これが私の弱みです。

私は長いこと、この弱みを克服しようと努力していました。人の意見にブレない自分。意志を貫き通す自分を作りたい。そんなことを考えていました。

ブログを開設してからも、いろいろなイベントや勉強会に顔を出していたのも、学ぶという大義名分のもと、本当は人に会いに行っていたというのが本音なのかもしれません。

ただ、それが結果として、幅広くいろんなジャンル人と繋がっていたり、特定の領域に縛られない知識を得ることになっていたりいます。

当ブログのタイトルを「モンハコ〜問題の8割はコミュニケーション」にしたのはコミュニケーションに対する苦手意識からでしたが、それは弱みであると同時にコミュニケーションを重視するという強みの裏返しでもあったのです。

今週の気になっている本

ものくろぼっくすの大東さんにおすすめ頂いた本です。デザインとマーケティングに関する本です。デザインって、本当にコミュニケーションだなと感じています。

今日のアクション

最近は、自分ブログ、あるいは自分のミッションが見えてきて、随分と気持ちが楽になってきました。これからの人生はもっと強みにフォーカスした生き方が出来そうです。