というわけで、今年のテーマは「観」にしました。
2021年も6月になって、もう少しで半分終わるころに何を言っているんだと言われそうですが、大真面目です。というのも私、例年その年のテーマみたいなものを決めて、漢字一文字で表して、元旦にブログ記事にしています。
ですが、今年はやっていません。というか出来なかったのです。コロナ禍という世の中の先行きがどうなるかわからない中、私もなんとなく世の中の空気の影響を受けているのか、何度考えても今年の漢字が浮かびませんでした。

今年はこんなモヤモヤした感じで一年を過ごすのかなと考えていたのですが、2021年も前半が終わろうとしている中、今の私は結構真剣に写真がうまくなりたいと考えるようになっていました。これは今年の始めには考えていなかった変化です。
きっかけはこちらの記事に。

ということで、今の状況を踏まえてもう一度今年の目標を表現するとどうなるか考えた時に出てきた漢字が「観」という文字でした。
写真と撮る上で大切なものは、機材やテクニックなど様々な要素がありますが、一番大切なのは観察眼ではないかと感じています。目の前にある一見ありふれて見過ごしてしまいそうな中から、新たな一面を切り出す。それこそが写真の個性なのではないかと感じています。
そして、それは世の中のあらゆることにも通じること。これから先、世の中的にもまだまだ先行きの見えない状況が続きますが、世間の雑音に振り回されず本質は何なのかを静かに見極め、選択していく。その決意を観という文字に表現しました。
少年漫画の台詞ではないですが、見えないものが見極められる審美眼を磨いていきたいと考えています。
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この本のタイトル。ちょっとドキッとしてしまいました。写真の話をしているとついつい、カメラの話に終始してしまうことが多いです。これはガジェット好きのサガでもあるのですが、本来力を入れたいのはあくまで写真を撮ること。目的と手段を混同しないようにしないといけません。
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