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原点に寄り添う旅!レトロタウン門司港 ポートレート旅部に参加しました

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写真を始めてしばらくしたころからふと自分の地元の門司港は、写真を撮影すると絵になると感じるようになっていました。私が写真を習っている師匠も福岡出身ということもあり、いずれ門司港で撮影会をやりたいねという話をしていました。

まぁ そのうちなどと考えていたのですが、まさかの写真教室を主宰している天狼院書店さんで、門司港ツアーを企画してくれました。すげー フットワーク軽い。

というわけで、門司港にてポートレート撮影をしてきました。

我が故郷。門司港

私が育ったのは、北九州市の門司区門司港。戦前は、石炭を中心とした物資を国内や海外に送り出す港街として、日本経済の支える要所でした。福岡の中心は今は福岡市ですが、当時は門司港を含めた北九州市でした。

門司港の玄関口、門司港駅は国の重要文化材にもしていされています。これは駅舎では東京駅と門司港駅だけです。この他にも、日本銀行の跡地があったり、取り壊されていますが、出光石油の一号店なども昔はありました。

戦後、石炭から石油へのエネルギー転換が進んだことなども影響して、福岡県の中心は福岡市へ。そして門司港の斜陽産業の街になっていくのですが、平成に入ってからはレトロ観光を街作りの柱としています。

駅周辺には、商業施設が作られ、お休みの日ともなると近隣の県からの観光客で賑わっています。

ですが、開発されているのは駅周辺だけ。門司港には当然、地元に商店街などもたくさんあるわけなのですが、観光事業の恩恵が本当にそこに行き渡っているのか疑問を感じています。

まぁ そんな斜陽な街の雰囲気、さらに関門海峡の海と山に囲まれたロケーションというのが、写真を撮る人間にとってはたまらないわけなのですが。

1日目。海街を背景にポートレート撮影

ポートレート旅部ということで、今回の目的は、ポートレート撮影。

1日目、レトロ観光の中心地、駅周辺で建物をバックにしての撮影から開始しました。

当日は、午前中まで雨が降っていて、雨天での撮影を覚悟していたのですが、撮影する時間になるとまさかのピーカン。当日は講師の榊先生から、強く日が差し込む炎天下での、撮影の仕方、光の利用の仕方などを教えてもらいながら、撮影をしました。

華やかな駅周辺での撮影を終えたら、次はディープスポット、地元商店街での撮影。いわゆるシャッター商店街とその路地裏での撮影をしました。

1日目の最後は関門海峡を背景に撮影。夕方は肌の色が綺麗に出る時間帯です。

1日目の撮影を終えて、予想通りというか、予想を上回る撮れ高でやっぱり門司港は写真を撮るには向いている場所だと実感しました。

2日目。スナップ撮影

2日目はスナップ撮影。いわゆるフォトウォーク。

駅周辺は、関門海峡を一望出来るエリアや、文化材として登録されている門司区役所があります。また、潮風号という観光列車が走っています。

続いてこちらは、門司港のディープスポット中央市場。戦後の闇市に端を発する商店街です。祝日ということもあり、シャッター商店街というよりもほぼシャッターみたいな状況でしたが、写真を撮る人には刺さるわけで。

ディープスポットとは自分で言ったものの、ここは子供のころは私の学区内。同級生もたくさん住んでいたエリアです。

子供のころは結構活気があって、同年代の子供が商店街を走り回っていました。この商店街の店舗は住居もかねているため、お店を通って友達の家にあがり、集まってファミコンをしていた記憶があります。

榊先生と話していたとき、こういう商店街を子供が走り回るような時代のほうが良い時代な気がするよね。日本はどこで間違えたのかなどと話していました。

単にノスタルジーにふけっているだけと言えばそれまでなのですが、昨今の電車でナイフを振り回すといったテロのような事件の背景には、社会のコミュニティが希薄になって、孤独を感じる人が増えていることも誘因としてあるのではないかと考えているので、あながち間違っているとも言えないでしょう。

そんなことを考えながら写真を撮影していました。今回の旅は、自分が育った環境はこんなところだったんだということを見つめ直すとても良い機会となりました。

今日のアクション。門司港で撮影した写真の展示会を開催します

別途、告知記事を書く予定ですが、今回門司港で撮影した写真の展示会を9/5~9/18の二週間、湘南天狼院さんで行う予定です。

今回の展示会は、写真を撮り始めて1年半が経過した今の集大成と、自分のルーツを辿ることをテーマにした写真展になる予定です。是非会場まで来て頂けば幸いです。

最後に、こんな思いつきを企画にして頂いた天狼院書店の皆さん、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

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